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ヴィンテージ食器の素晴らしさと魅力

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ヴィンテージ食器の素晴らしさと魅力

ヴィンテージ食器の素晴らしさと魅力

2024/08/06

ヴィンテージ食器は、単なる日用品を超え、時を経た美しさと物語を秘めた芸術品として、多くの人々に愛されています。その独特のデザインや風合い、そして使い込まれた歴史は、食卓に特別な雰囲気をもたらし、日々の食事をより豊かに彩ります。今回は、ヴィンテージ食器の魅力や、その楽しみ方について探ってみましょう。どのようにして私たちの生活に彩りを加え、心を癒してくれるのか、その素晴らしさを再発見してみませんか。

目次

    北欧ヴィンテージ食器の魅力

    北欧ヴィンテージ食器の魅力は、カラフルでデザイン性の高いものが沢山あることです。これは太陽の日差しが少ない冬を楽しく過ごすためだと言われていますが、もちろん盛り付けた料理がよく映えることも魅力の要因だと思います。

    人気のある北欧ヴィンテージ食器には、すでに生産が終わってしまったり、現在はなくなってしまったメーカーの貴重な食器なども数多くあります。また年代によって、各メーカーの窯印も違っていて、窯印によって希少性も価値も様々です。そして同じデザインの食器でも、ひとつひとつ微妙に柄のタッチや形が違っているのが味わいで、それもまた楽しみのひとつです。

    北欧のーカーで有名なのは、『アラビア』『イッタラ』『グスタフスベリ』『クロニーデン』などで、日本でも人気の高いブランドです。

    フランス風アンティークとイギリス風アンティークの違い

    西洋アンティークと、ひとくくりで扱われ外ですが、一見同じように見えてもデザインや素材、歴史的背景などさまざまな違いがあります。上記でお話しした北欧アンティークの他にも様々ありますが、そのなかでイギリスとフランスの様式に注目してみましょう。

    この2つの国は地理的に近いこともあり、互いに影響しあったものも多くみられますが代表的な『ヴィクトリアン様式』と『ロココ様式』とを比較しながら大まかな見分け方がご紹介ができればと思います。

    フランス生まれの『ロココ様式』

    ロココの語源はバロック式庭園に見られる洞窟の『ロカイユ(岩)』や『コキーユ(貝殻)』の装飾に由来します。ロココ調の家具は植物のような曲線をもちいたロカイユ装飾を特徴とし、優美さと繊細さが魅力です。

    ルイ15世の愛妾ポンパドゥール夫人の時代を『ロココの華』と言い、ルイ16世の王妃マリー・アントワネットを『ロココの女王』と称することからも『ロココ調』がフランス宮廷のサロン文化を彩る装飾様式だったことがわかります。

    バロック様式特有の、天使や植物や貝などのモチーフは引き続き使用され、同時にストライプや花柄などの、女性的な可愛らしいデザインも流行します。黄金の輝きに負けない華美な色彩が好まれたルイ14世の時代に比べ,色使いは柔らかなパステル調へと変化し、シルクのテキスタイル産業の発展と相まって、インテリア全般が柔らかでフェミニンな印象になります。

    英国特有のスタイルであるヴィクトリアン様式

    英国特有のスタイル『ヴィクトリアン様式』はハノーバー朝・ヴィクトリア嬢王時代の建築・芸術・工芸様式のことです。産業革命以降、大英帝国が『世界の工場』といわれ飛躍的に反映した時代に、その栄華を世界に示すがごとくこの様式は発展しました。

    華やかで装飾的なデザインが特徴的なヴィクトリアン様式が発展した19世紀。ヴィクトリア女王の治世時代のイギリスは古代ローマ帝国以上に植民地を広げ、大英帝国として最も繁栄した時代です。

    ヴィクトリアン様式は1837年から約64年間と、他の様式に比べもっとも長く続いただけでなく、過去の様々な芸術や文化が再評価された時代でもあります。いままでは貴族社会や上流階級などの一部の階級社会のためだけのもではなくなり、一般市民にも広まっていきました。

    大きな戦争が起こらなかった時代だからこそ、大英帝国はもっとも繫栄することができ上流階級だけでなく一般家庭向けの家具や日用品にも様々な装飾様式が取り入れられて発展していきました。

    ヴィンテージ食器の4つの楽しみ方

    1つ目は『日常で使う食器』としての使い方です。毎日の食事やティータイムに、自分のお気に入りの食器を本来の用途として毎日使う使い方です。

    毎日、自分の手元において使うことで、食事やティータイムがより豊かに。より楽しい時間になるはずです。

    2つ目は『特別な日に使う食器』です。日本でも昔からお正月や節句、結婚式などの「晴れの日」に登場する食器たちがあります。その他にも来客の時にお出しするティーセットや菓子器、酒器など、特別なお客様や、記念日にテーブルに彩りを添える使い方で、料理やお茶もより一層おいしく感じますよね。

    3つ目は『飾るための食器』。見ているだけでも美しいデザインや柄の食器たち。

    キャビネットに飾ったり、ダイニングの壁に飾ったりするだけでその美しさが際立ちます。

    4つ目は『食器以外の使い方をする食器』です。

    たとえばジュエリーなどのアクセサリーを入れるためのお皿として。またクリスタルのグラスにお水をいれてそこに花を浮かべたりと、いままでと違った使い方です。

    我が家でもマグカップに観葉植物を植えて、おしゃれな植木鉢として使っています。

    「食器」としてではなく、自分のアイデアでトレーや花瓶・かごや植木鉢などに使ってみるのも楽しいですね。

     

     

     

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